NUMBER71 コラムニスト・犬山紙子さんに勇気をくれたファンデのお話って?NUMBER71 コラムニスト・犬山紙子さんに勇気をくれたファンデのお話って?

愛してるからファンデ

高校2年の時、仙台の絵の教室で初恋をした私は荒れがちな肌に悩んでいた。
彼に話しかける勇気はなく渡せない手紙を書き続ける日々。

そんな時東京から帰ってきたお姉ちゃんが、雑誌に載ってる人みたいに、きれいだった。
「東京ってすげー!」と私はお姉ちゃんの真似をしてファンデを塗ってみたのだ。

結果「すごいのは東京なのじゃなくてファンデ」と悟り、無事好きな人に手紙を渡して友達になれたのでした(すぐふられたけどこれは私の唯一の色鮮やかな青春の思い出になった)。

それからもう20年近くファンデは私の頼れる相棒だ。

大好きな洋服を着るように「今日はスニーカーだから肌はツヤを出して色気を足そう」
「モードワンピだからマットに仕上げよう」なんて顔もドレスアップする。

ファンデを塗るっていうと「自分の肌を隠すなんて愛せていない」と思われるかもしれない。
でも、肌をドレスアップして、紫外線や乾燥から守ろうとするのは愛でしかないのだ。

初めての勇気をくれた時から、更に頼れる相棒に進化しているファンデよ、愛する肌のためこれからもよろしくね。

<著者コメント / メッセージ>
日本の女の子たちは本当に自己肯定感が低いし、自分のことをきれいだって思えないそうです。私も実際そうでした。
でも、自分で自分をきれいだと愛せた時に人は美しくなると、綺麗事ではなく思うのです。
たくさんの女性を見てきた実感です。
ファンデはそんな人の気持ちに寄り添います。自分をきれいだと思えるチャンスです。
最近男の子たちがぐっときれいになったのもファンデーションを塗るようになったからかなとも思うくらい。
どうか正しい知識のもと、みんなが自分を美しいと愛せる人になれますよう。

この記事の回答者

犬山 紙子

コラムニスト

回答者プロフィール

仙台のファッションカルチャー誌の編集者を経て、家庭の事情で退職。
その後6年間東京でニート生活を送りつつ毎晩飲み歩くことで、女の友達が芋蔓式に増えていき、
彼女らがアラサーになるにつれてみんな恋愛で苦戦するようになったので、それをブログにイラストとエッセイで書き始める。
ツイッターでその模様が拡がり、マガジンハウスからブログ本『負け美女』を出版。
多数の女性から「私の周りにも負け美女がいます!」との声があがり、共感を得て、話題になり、
現在TV、ラジオ、雑誌、Webなどで粛々と活動中。
基本ゲーム好きでサブカル仲間も非常に多く、その交遊関係はかなり幅広い。
2014年に結婚、2017年に第一子となる長女を出産。
<公式ブログ> http://lineblog.me/inuyamakamiko/
<Twitter> @inuningen
<Instagram> @inuyamakamiko

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