NUMBER73 フォトグラファー・シトウレイさんの価値観をガラリと変えたファンデのお話って?NUMBER73 フォトグラファー・シトウレイさんの価値観をガラリと変えたファンデのお話って?

ファンデ・デビュー

生まれてこの方スッピンで、ファンデを自分で使ったことがない。
さらにいうなら家には洗顔料もない。水でパシャパシャ顔を洗って以上終了!
そう、生まれてこの方「化粧する」ことに対してずっとポジティブになれなかったのだ。
なんというか「アラ(=欠点)を隠す」その行為自体に漂う背徳感が私には若干荷が重くって。
小さなウソをついている気分になってしまっていたのだ。

そんな私がファンデ・デビューしたのは、つい最近。きっかけはメイクアップアーティストのムッシュの言葉。

「ファンデはね、肌の欠点『隠し』じゃなくて、今ある自分自身の肌をより『活かす』ための道具なの。」

私には小さなシミが右唇の下にある。今までそのまま「大丈夫、これも自分」って言い聞かせてたけど、でも実は若干気になっていて。

あの時ムッシュが私に施してくれたファンデはいとも簡単にそれを消し、私は自分のシミ以外の肌にようやく目が行く。
薄い皮膚の白い肌。そこにあるけど、ずっと見えていなかったその場所に。

<著者コメント / メッセージ>
(肌に限らず)とかく私たちは欠点ばかりにフォーカスしがちで、今あるものや、持っているものをなおざりにしがちだ。
ムッシュのほんの数秒のお化粧は、私のファンデに対する意識を180度ガラリと変えた。
ファンデは「隠す」ものじゃなく「活かす」もの。

この記事の回答者

シトウレイ

フォトグラファー

回答者プロフィール

street style photographer/journalist
日本を代表するストリート・スタイル・フォトグラファー、ジャーナリスト。
国内外のストリートスタイルを紹介するサイトSTYLE from TOKYO主宰。
毎シーズン、世界各国のコレクション取材を行い、独自の審美眼で綴られる言葉と写真が人気を博している。
ストリートスタイルの随一の目利きであり、「東京スタイル」の案内人。
また彼女自身のセンスもストリートフォトグラファーの権威「The Sartolialist」の著書で特集を組まれる等、
ファッションアイコンとしても活躍中。
ストリートスタイルからランウェイまでファッションに対する幅広い知見から
企業のアドバイザー、商品プロデュース、ファッションセミナーなどジャンルを超えて活動の幅を広げている。
著書:
東京ストリート写真集『STYLE from TOKYO』(Discover21刊)
東京ガイド『日々是東京百景』(文化出版局刊)
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