NUMBER77 マンガ家・ヤマザキマリさんの大人になって気づいたファンデのお話って?NUMBER77 マンガ家・ヤマザキマリさんの大人になって気づいたファンデのお話って?

将来のあなたから余計なトラブルや
コンプレックスを減らしてくれる
魔法の化粧品、それが現代の
ファンデーション。

何を隠そう、実は私は50歳を過ぎたつい最近までファンデなるものを積極的に使おうとしたことが殆どありませんでした。

もともと化粧水に乳液程度の、基礎化粧品しか使わないような母に育てられたため、私もお化粧には頓着しない大人になってしまったのです。

しかも肌に大きなトラブルを抱えたこともなかったし、肌は丈夫なんだという自負があったので、そのまま長い時間を気楽に過ごしてきました。
しかもファンデには塗れば毛穴が塞がれそうな印象があって、それがネックになっていたのもあります。

しかし、留学先だったイタリアから日本に一時帰国した20代後半の頃から日本でテレビ出演をしたり、雑誌の取材で写真を撮られるようになって、そこで気がついたのは、ファンデを塗った時の方が、圧倒的に顔色が良くなる、ということでした。

いくら今日は調子がいい、問題ナシ、と思っても、顔色や肌のくすみというものは自分ではなかなか判断できないものなのです。

しかも昨今のファンデは塗っているとなんだか肌もいい感じだし、お化粧を落とした後であってもそのまま肌がツヤツヤしていてびっくりしてしまいます。
化粧品のテクノロジー進化は本当に想像を超えています。

仕事がハードだと、身体に受けた負荷がそのまま顏色に出てしまう私にとっては、日々の必需品となりました。

若い時はあんなに無頓着だったはずなのに。
なにより、昨今のファンデは塗っているという感覚すらほとんど無いのですから、こんなにありがたいものはありません。

今はとにかくこの化粧品がちょっと面白くなってきてしまって、あれこれいろんなのを試しています。

<著者コメント / メッセージ>
ファンデのメリットは顔色を美しくしてくれたり、その配合成分の効果で美肌効果をもたらすだけではありません。
紫外線から肌をまもってくれる機能もあるのが心強いところ。

私も若い頃は肌の丈夫さに過剰な自負がありましたが、ファンデの需要の少ない欧州で暮らしているうちに、女性達の肌の老化の顕著さに気がつくようになりました。
こう言ってはなんですが、日に当たるのが大好きな欧州の女性達の肌は、若いうちから相当なダメージを受けています。
まあ、肌の様子がどうであれ人は中身、というのが重視されている社会の価値観の表れとも言えますし、それはそれで健康的とも思えますが、それでもやはり、そんな女性達も肌のきれいな人を羨ましく思わないわけはないのです。

日本人の中年女性の肌をしげしげ眺めては「どうしたらそんな風な肌を保てるのかしら」と漏らす人もいますが、それは若いうちから対策を怠らなかった紫外線への意識の結果なのです。

自分の将来の美しさをサポートしてくれるわけですから、若くても決して紫外線の影響を侮らず、毎日ではなくてもいいので、積極的にファンデなどは使ってみるべきだと思います。

この記事の回答者

ヤマザキ マリ

マンガ家

回答者プロフィール

1967年東京都出身。
17歳で絵画の勉強のためイタリアに渡り、国立フィレンツェ・アカデミア美術学院で、油絵と美術史を専攻。
1997年漫画家デビュー。
『テルマエ・ロマエ』で第3回マンガ大賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。
著書に『国境のない生き方』(小学館)、『男性論』(文春新書)『スティーブ・ジョブズ』(講談社)、
『プリニウス』(とり・みきと共作 新潮社)など多数。
シリア、ポルトガル、米国を経て現在はイタリア在住。
平成27年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
平成29年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ綬章。
2018年春より古代ギリシャと日本のオリンピック比較文化論漫画「オリンピア・キュクロス」新連載がスタート。

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